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スラウェシでの日々の出来事をつらつらと書いているだけのブログ。
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いやはや、時が過ぎるのが、ものすごく早い。

日本帰還まで残り1ヶ月しかない。なんか悲しい。

この日は、前日に知り合った、愛媛大学理学部所属の高倉清香(たかくら さやか)さんとご飯を食べに行く。

お昼は、Mie Ayam。なんだかマカッサルで食べたMie pangsitにそっくりだ。

おいしい。

その後、市場で洋服買ったり、雨で濡れて使い物にならなくった財布を新しくしたり、ゆっくりと時間を過ごした。

ひょんなことから、夜、酒でも飲みに行きましょーということになって、近くの店に飲みに行く。

その前に、腹ごしらえのために、ナシ カリブー ← ナシ カブリというご飯を食べに行った。



うまっ。これは、また食べに来よう。ダブダブ・イリスもあった。

ゴールデンフィッシュというお店で酒を飲む。



いろいろ、話を聞くと奇妙な偶然に二人で大爆笑した。


彼女は、橋本君と知り合いだった。これは、交響楽団で一緒だったからで、その話でも少し盛り上がったのだが、それ以上に、



出身が奇跡の長崎かぶりであったことに二人で大笑いした。

しかも、長崎市内。長崎東高校。

なんだこれ。

長崎から愛媛、愛媛からスラウェシ、しかもゴロンタロ。

笑わずにはいられない。

12時近くまで盛り上がって喋って帰宅。

また、飲みに行くことになるだろう。確実に。めっさ面白い人だった。
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山登り最終日。

朝。書き忘れていたが、我々山岳部以外に、山登り好きの方々も一緒にいた。



その中には、アスカル、ヘルの彼女がいた。みんなが朝も夜もイジッて遊んでいた。

ゆっくりと支度をして、11時頃に下山を開始する。

それにしても昨日の大雨のせいですべてがびちょぬれで、靴も服も着たくない・・。
しかし、身にまとわなければ・・・。

500m地点まで降りて少し休憩。私は、トラップの回収。

ここで、どうでもいい話をして、盛り上がる。特にイキと。

イキ: 甲虫は採れたか?

リオン: うん。たくさん採れたよ。

イキ: リオンは、この甲虫はいるのか?(ゾウムシを手渡しながら)

リオン: うん。欲しい。

イキ: でも、これは、リオンが研究してるムシではないよね?

リオン: これは、単に趣味。私は、虫を集めるのが趣味なんだ。

イキ: ほー。リオン。知ってたか?私は、日本人の耳を集めるが趣味なんだ(笑)

リオン: 怖いわ。

イキ: ちなみに、アスカルは、日本人の股間。ヘルは、目。 イオンは脳みそ。これじゃあ、リオンは、日本に帰るころには何にもなくなって、馬鹿になって帰ることになるなぁ(笑)

リオン: めっさ怖いわ―。

会話も終了し、下山スタート。最後の下りである。

そして、その後、まさか、この会話が少し現実味を帯びるとは想定してもいなかった。


ぐわー。

こけた。下り始めて、ものの10分程度。

ただ、こけただけなら何の問題もなかったのだが、鋭い棘を携えたロタンさんが私の耳に引っかかっていたのだ。

耳の一部を負傷した。

幸い、すぐ血が止まったので、問題なかったけど。


とりあえずの処置を行い300m地点まで下りた。

どうも耳に棘が残っているようで、300m地点でまた、処置をしていただいた。

その間に、写真をとられまくった。





うん。どうやら、イキではなく、ロタンさんが日本人の耳を集めていたようだ(笑)

アー怖い。油断大敵とはこのことを言うのだなぁ。



やっと下山。

みんなとゆっくり過ごした。



私は、アスカルのバイクに乗って先に帰還した。その間、カメラを貸した。

結構、写真を撮っていてくれたので、アップ。

イオンの顔が面白すぎる(笑)



部室でのひととき。



そして、少し余った、食材で夕ご飯をご馳走になる。



めっさ楽しかったけど、いろいろきつかった。

みんなも疲れ切っていた。

しかし、この後、ポントロに登らないといけないのだが。
この日からとうとう下山が始まる。

朝から、トラップの回収に1500mまで登る。

おー。オレンジのデオキノコ。どうやら、前胸背板に斑紋があるようだ。800m地点のとは異なる。



しかし、1個体しか入っていない・・・。雄であることを祈る。

頂上1で記念撮影。アスカルとヘルとリオン(私)。



トラップを回収している間にアスカルは頂上2へ。カメラを貸した。



アスカルのポージングが決まってる(笑)。

11時45分ぐらいから下山を始める。と同時に大雨。



地面がぬかるんで、くっそくそ滑る。何度もこけた。

800m地点まで降りる途中、分岐が何度かあった。

右に行かねばならないところを4人で間違えた。イオン、リオン、ダンディ、ワンティが道に迷う。

大雨とありえない傾斜、そして、道を間違えたことに気付く。
気付くまでに1時間。相当に下ったので、相当に登る。

800m地点に到着する直前に他のメンバーと遭遇。かなり探し回っていたようだ。

大変に申し訳ない。

ほんとは、500m地点に宿泊するつもりだったが、みんなの疲れが半端じゃない・・・、というかいろいろとよくないことが起こりそうだったので、この日は、800m地点で宿泊することに。





さ、さむい。みんなで震えながら、テントの下で固まっていた。



雨がやまない。しかも土砂降り。

夕方5時くらいになってようやっと小降りになった。

さらに、悪いことに、我々が、集まっているテントは、防水加工が施されていない。

というのも、去年防水加工のやつが、部室の消失に伴い、消失してしまったようだ。

なので、テントからポツポツとしずくが体に当たって寒いことこの上ない。

とかなんとか言っているうちにみんな服を着替えて、ご飯が出来てた。

ご飯を食べて、テントへ。テントも大雨のせいで、どこからか水が浸入してくる・・・。

冷たさをこらえながら、早めに就寝した。
朝は、ゆっくりと起床。朝9時ぐらい。

今日は、頂上まで登りながら採集と、夜中に調査するだけ。

朝ごはんの後、ゆっくり過ごす。



セキという自身で手巻きするタイプのタバコを吸うのが、この山登りでの楽しみなのだが、私は、どうしてもくっそ長いのを作りたくて、何度も失敗してきた。

そう。3枚の壁である。

紙を3枚使って長ジャンボの手巻きタバコを作るのが私には今のところできないのである。

ためしに、みんなにできるかどうか聞いてみると、

余裕さーとアスカルとエカ。

なら作ってもらおうじゃないか。



ぐは。

まじで出来たし。

記念に普通サイズおよび、吸い殻および、ライターと比較。



そして、私が吸う。



なげぇー。めっさ嬉しい。

今度登るまでにできるようになろーと。


と遊びは、ここまでにして、山登りおよび採集に向かう。

良さげなキノコを見て回る。



お。去年、採れたScaphidium sp.が、1個体だけとれた。

頂上1に到着。

そして、トラップを少し観察。おー入ってる入ってる。オレンジのデオキノコがはいっとる。

どうも800m地点のオレンジのやつとは少し異なるようだ。後で要確認だ。

そして、下山。しんどいので。

ダンディとヘルは、頂上2へ向かうとのことなのでカメラを貸す。





頂上2は、この石碑を確認すると、標高1542mらしい。

戻ると、またもや夕食が出来ていた。ありがたい。

ご飯を食べて、ゆったりと時間を過ごす。

昨日、教えてもらった、レミをみんなと興じる。

ルールは、簡単。

1.最初に♠の7からスタート。
2.♠8 or ♠9、もしくは他のマークの7を出して、つなげていく。7並べの要領だ。
3.もし、出せない場合は、どれかカードを伏せる(mati or tutupと言いながら)。ちなみにこの伏せるカードはなるべく、数が小さいほうがいい。なぜなら最後に、合計数の精算で勝敗が決まるからだ。
4.[a] K(13)までつながる、or [b] 2までつながった場合、ACE(1)をどちらに付けるかによって、精算の際の点数が異なる。[a] の場合、ACEの点数は15になる。[b] の場合、ACEの点数は1になる。
5.そして、最後の精算の際に、一番点数が多かったものが負けである。罰ゲームとして、ジョンコ(中腰)をさせられる。ちなみに、このジョンコを解くには、カードをすべて使い切るしかない(伏せカードを0枚にする)。

ぐご。



いきなり、しょっぱなから1点差で敗北。ジョンコ決定。

次戦へ進む。



おっしゃ。あと1枚出したら、使い切る。と思ったら、

イオンが先にすべてを使い切る。この場合、次の人は、出すことができない。

なので、私は、すべてを出すことができず、ジョンコの継続が決定。

結果。

負けることはなかったが、使い切ることができず、30分もの間、中腰をさせられた。

きっつ。

調査をする時間になったということで、交代する。くやしい。次やるときは、負けへんぞ。


調査。ヘルが手伝ってくれた。



戻ると、みんながゆっくりしていた。

イキと2人きりで夜12時くらいまでいろいろ話をして、就寝した。
朝7時。みんなの声で目覚める。

どうやら、朝5時くらいから起きているようだ。はやい。



ちなみに、朝ごはんはすでに出来ていた。ありがたい。

朝ご飯を食べ、ゆっくりと支度をして、出発する。

その前に、記念撮影。みんなが撮りたがるので。



アアンが村で用事があるらしいので、この日離脱する。さらば、アアン。



今日のこの、800-1300mの山登りがもっともしんどい。

山あり、谷あり、山あり、谷あり、そして山があって宿泊ポイントへ到着するからだ。

疲れた体を奮い立たせて、仕方なくムシトリを続ける。

下よりもよく湿っていて、虫、キノコともに上々だ。





ちっちゃいデオキノコを採りまくる。

それにしてもありえないぐらいの坂だ。いやになる。



途中開けた場所で、休憩。

お菓子を食べたり、タバコを吸ったり。



死ぬ思いで、今日の宿泊場所へ到着。



さっそく、みなさん食事の準備に取り掛かってくれた。

その間、トラップの準備。

とダブダブ(ダブダブ・イリス)の作り方を教わる。

ダブダブ・イリスはこの旅の中でもっとも好きな料理だったので、どうしても作り方が知りたくて教わった。



作り方。
1.唐辛子を細かく刻む。
2.小っちゃい玉ねぎを薄くスライスする。
3.トマトを薄くスライスする。
4.油を注ぐ。
5.水を注ぐ。
6.塩で味を調える。

完成!!

うむ。辛いけど、この味がたまらん。日本に帰ってもつくろーと。

本日のご飯。毎日ほとんど一緒だけど、揚げソーセージ付き。



食べ終わって、また、山へ。今度はトラップのために1500mまで登る。

しかし、頂上は2つある。予想以上に着かれていたので一番近い頂上に登ることにした。

ぐふぇ。

いきなり、ありえない坂を登らされる。トラップを仕掛けるためだけに登る。



どうにか頂上1に到着して、トラップを仕掛ける。

今回、FITを仕掛けたのだが、丸山式FITから少し改良を加えた。

なぜなら、大量の受け皿と保存液を持っていきたくなかったからだ。

なので、そこをロート型にして中央のコップに集まるようにした。



さーて、この新しい試みでどれだけ採れるのだろうか。楽しみ。

戻ると、夕食ができていた。

夕食終了後、カードゲームに興じる、みんな。



やり方だけ教わる。名前は、レミ(7♠: トゥジュ スコポン)。

みんなくっそ疲れていたのですぐに就寝。
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